俺にすら理解されない俺を殺す


もはや死ぬ寸前まで追い込むべきなのか、実は自分を騙し続けているだけなのか、一歩間違えば俺が馬鹿にしてきた奴らと同じ肥溜めに落ちると身構えていた。




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フフハハハハハハハ!!!!!!!!!天啓が降りた!!!!!!!!
まずは家族と尊敬する人間以外の関係を全て終わらせる。ほぼ10割吹き飛ばす事になる。規則を社会とかいう好都合に任せるからいけなかった、生活に不必要なものを洗い出して、時間がある建前を押し付けるべきだった。



世間の普遍を材料にして多くの人間を敵に回すことで、自分を保ってきたつもりでいた。しかし気が付いた、他人なんてクソどうでもいいと。いや他人がクソどうでもいいのはいつものことだが、それはあくまで頭の中までの話だった。

真のクソどうでもいいとは、まあよく分からないが、俺にとって以前までのクソどうでもいいはブッ壊れた心の平穏の為にかつて必要だった。友達への諂いも家族への引け目もその辺に転がってる社会問題も弱い自分を守る為の妄想も当時は成長の種だったかも知れないが、気が付けば、ただ時間と精神を食ってるだけの癌に成り代わっていた。

ある日突然電流が走った。気が付いた気が付いたと呪文の如く唱え鼓舞してきた発見という名の通例儀式はたかが承認で、割とショボいリスクを背負ってきた。しかし今回は違う。

欲が出てきた事もあった。早く歳を食ってふんぞり返りたいと思っていた。今の内に若者の使い方を学ぶべきだと思っていた。定期的に刺激を与える必要があると思っていた。もっとシンプルでいい。




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仕事は必要だと感じる。人生のほぼ全ての時間を仕事に費やすのは果たしてどうかという安直な疑問に無駄な時間を割いたことは何度もあったが、現時点ではボンテージ的な性的興奮が腐らない限り黙って座りたいと思う。

それとはまた別の話、俺がやっているのはアートではないので要望が多くあるのは当然だが、情報を共有する機会が怠惰に義務化されているせいで相互に監視している実感がない。各々が決め打ちで満足を得ようとする構図が無限に続いている。具体案は一生出さないが意見はコロコロ変わるワガママ赤ちゃんクソ上層バブバ部オギャり会があり、大してやる事が無いオッサンの仕事してます感を出す手伝いを定期的にやらされて停滞したり、本当に・・・この点はクソつまらないと思う。まあ自分の仕事楽しいから別にいいやって全員思ってるのが非常にマズい。俺も思ってる。
責任を追われる機会を極限まで削減したこの空間というのが業界に棲む人間の産物で、構造的にスペシャリストとして生きるなら出世が存在しない。この仕事を何十年続けてもウマい金であったかくなる日は絶対に来ない。これだけは分かる。仕事を続けるのは好きでやってる人間か、辞めたところでどうしようもないと思ってる人間かのどちらかというところである。もしかしたらこれは普通のことなのかもしれない。




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金持ちには金持ちのプライドがあるし、知識人には知識人の情報網がある。金も知識も無え俺みたいな奴は身分相応の場所で他人がしゃぶられてるのを眺めるしかないが、行けるところまで行ってみたい素志がある。



当面の課題

0.考える
1.副業
2.引越し
3.株式投資
4.エンタメ
5.逃げ道



っていう今日に至るまでの話を、天啓とか言ってるけど小さな一歩を踏み出すだけに仕事を何回かサボって給料2万引かれた。